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日本語体験クラス ② [教室から]

この冬にスタートしてみた体験クラス
今回、二回目を開講しました。

・短い時間、気軽にその言語に触れられて
・若者達にあまり混じらなくてもよくて (若者は頭もまだやわらかいし時間も十分にあるが、こちらはそうはいかない)
・でも、ちゃんとそれなりの知識や勉強した気分は得られて
・仕事が忙しい時、覚えてきてなくても次に行くのが気が重くならないような、一回完結のクラスで
・本気でがっちり学習するコースに申し込んで後悔する前に、「自分が向いているかどうか」をちょっと試せる

というのがスタート時のイメージでした。

今回はリピーターが中心で、担当の先生に聞いてみると、「ひらがなは習っていないはずなのに、自分で勉強して何となく読めてるらしい」とか、「どうも将来的に続けたいらしい」という雰囲気のようです。

こうなると、同じ「一回完結」の意味も少し変わります。

一回目は、学習者の年齢も雰囲気も関心の強さもわからないので、「仕事が忙しい人が覚えてきてなくても次に行くのが気が重くならない」ことを意識し、様子を探る部分もありました。
また、社会人の多いクラスなどでは、なかなか学習者が進まないという悩みもあちこちで聞くので、その点を先生たちと一緒に考えたいということもありました。

今回は、その部分は少し落として、もうひとつの「一回完結」のテーマ、「日本語入門者は<できない学習者>ではなく、たった90分の学習でも<何かができる学習者>」という点が中心になりそうです。
あ、自律学習の落とし方も、もしかすると前回とは少し変わるかもしれません。
(文化もWeb活用もやってる。結構よくばり)

私たちの職場はわりと小さくて、アットホームな感じで、講座の授業を待っている間、受講生はいつも図書スペースで雑誌や漫画を読んだり、展示してある折り紙作品を見たり、宿題をしたりしています。
クラスが仲良くなってみんなちょっと早めに来て、集まっておしゃべりしたり誰かが見つけてきた日本の物を一緒に眺めている姿を見かけると、それはとても嬉しい。
(民団の韓国語クラスを思い出す!!)
前回の体験コースでは緊張して座って待っていたリピーターの学習者が、今度は雑誌コーナーで仲良くくっついて日本のアニメ雑誌を眺めているのを見ると、それもやっぱり嬉しい。

せっかくリピーターが多いなら、彼らを生かせるシカケもぽこんと入れてみたいと思っています。
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