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成都「ふれあいの場」に思い出す [中国]

久しぶりに中国の日本語教育事情をふりかえる機会があって、そこでたどり着いたのが

「ふれあいの場」

のページです。
国際交流基金日中交流センターのHPの中にあります。

動画なども見て、いやいや非常に懐かしい。
私が働いていたのは実はここの会館です。(成都
「ふれあいの場」のオープン前から、同僚のアイデアで「日本語コーナー」を企画。普段は日本語を教える一方で、月1回の文化イベントと自由会話を行っていました。「ふれあいの場」は私の任期最後の頃にオープンされましたが、さまざまな試行錯誤の活動がいい形で受け継がれていることをとても嬉しく思います。当時の同僚も、今は「ふれあいの場」のお手伝いをしているのではなかったかな。

「成都」のページを見ていると、自由会話、運動会、交流クリスマス会など懐かしさ満載。

あ、日本料理がある!!!

これはかつても企画したのですが(お月見のお団子など)、いろんな事情で流れてしまったイベントです。
それが今ついに実現できたんだ、嬉しいなあ。
そうそう、おにぎり。「冷たいご飯も美味しく食べられる」というのが中国の人にとってはきっと不思議ですよね。

成都以外の街の活動も見てみると、「ふろしきデザイン^^」だとか「プラモデルづくり」だとか「桜の木をいっしょにつくる」とか、見ているだけでわくわくします。

いつも思い出すのは、最後に空港で別れた夜の学生の言葉で、日本のアニメやドラマ、歌などが小さい頃から大好きで大好きで仕方なかったという女の子なのだけれど、
「実は本当に日本の人と会ったのは、学校の先生が初めてだった」
「ドラマを見て日本の女の人はきれいで、でもとても冷たいと思っていた。実際に人に会ってみて考えが変わった」
と言っていました。

日本のポップカルチャーは中国の若者にも大人気でしたが・・・
インターネットやテレビやアニメで得た彼らの日本。
一人で楽しむだけならそれで十分なのかもしれないけれど、<場>があるということは、それがより豊かになったり広がっていったり、またふりかえったりする可能性を持つことなのかもしれません。


当時の日記から「日本語コーナー」に関するものをピックアップしてみました。
ゆにの成都いろいろ -日本語コーナー
忘れていることもいくつかありました。記録っていいですね。読み返してみると当時の私、何だか(今よりは)若いなあ。

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