蟹の思い出 [日々・通信]
日系2世のアメリカ人の大叔父の家に遊びに行った時のこと。
海の味覚食べ放題のシアトル。ある時夕飯の食卓に蟹が登場。
「日本人はこうやって食べるよね。うちの父(つまり私の曽祖父)もいつもこうやって蟹を食べてたよね」
というその食べ方は、蟹の甲羅をぱかっと開き、中の身を混ぜ、そこにご飯を入れてさらに混ぜ、醤油をかけて食べるというもの。
うーん、そうなのか?私はそういう食べ方を一度も見たことがない。
というより、広島で蟹は全然一般的な物ではないし。ましてや明治。
多分、シアトルで曽祖父が誰かに教わって食卓に入れていったんじゃないかと思うけど、それが「日本の味」「広島の味」として一族に伝わっている不思議。
ある時代にぱかっと別れてしまった家族が、それぞれの場所でそれぞれ食事をして、次の世代に伝えて、食べ物にはいろんな思い出がつながってくるということ。
そんなことを考えたのでした。
(ああ、久々に『もの食う人々』読みたい)
海の味覚食べ放題のシアトル。ある時夕飯の食卓に蟹が登場。
「日本人はこうやって食べるよね。うちの父(つまり私の曽祖父)もいつもこうやって蟹を食べてたよね」
というその食べ方は、蟹の甲羅をぱかっと開き、中の身を混ぜ、そこにご飯を入れてさらに混ぜ、醤油をかけて食べるというもの。
うーん、そうなのか?私はそういう食べ方を一度も見たことがない。
というより、広島で蟹は全然一般的な物ではないし。ましてや明治。
多分、シアトルで曽祖父が誰かに教わって食卓に入れていったんじゃないかと思うけど、それが「日本の味」「広島の味」として一族に伝わっている不思議。
ある時代にぱかっと別れてしまった家族が、それぞれの場所でそれぞれ食事をして、次の世代に伝えて、食べ物にはいろんな思い出がつながってくるということ。
そんなことを考えたのでした。
(ああ、久々に『もの食う人々』読みたい)
2010-09-25 20:51
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コメント(7)
それは間違いですがおいしそうです(w
by苫小牧生まれのあんちぽ
ってか大叔父がハーフならゆにちゃんは???
by あんちぽ (2010-09-25 22:28)
>あんちぽさま、
えーっ、苫小牧なんだ。それは知らなかった!関東だと思い込んでました。
うちの親戚はいわゆる「日本→アメリカ」移民なので、その意味ではみな日本人というか、日系なのですよー。
一族に放浪癖あり???
同年代の4世ぐらいになると、日系以外との結婚も出てきたみたいだけど。
しかし北海道、何故かまだ行ったことないのです。
蟹とかホタテとか食べたい・・・。美味しそう。
by juni (2010-09-26 00:17)
豪快な食べ方ですね。おいしそう。。。カニ食べたい。。。
by 粉ユキ (2010-09-26 17:09)
>粉ユキさま、
この食べ方、美味しかったですよー。贅沢な楽しみ方ですよね。ああ、食べたい!
by juni (2010-09-26 17:22)
juniさま
いつもブログを、楽しみにしています。
広島は、とりわけ明治時代でしたら、きっとわたりがにを、
結構食していたと思います。足にはあまりみがありませんが、
甲羅の下は美味しいみがいっぱい。
草津は、昨日一昨日と、秋祭りでした。お神輿が3台出ましたよ!
by JUN (2010-09-27 08:40)
私もその食べ方は初めて聞きました(笑)
でもご先祖の大切な文化として子孫に受け継がれていくのはなんだかほほえましいです。
by アイシス (2010-09-28 10:12)
>JUNさま、
なるほど、ワタリガニかもしれません!
今度帰ったら食べてみたいです。
ところで・・・どなたですか??(苦笑)
>アイシスさま、
ご無沙汰です。
この食べ方、美味しかったですよ。ぜひチャレンジを。
ハンガリーでは蟹は難しいかな?
by juni (2010-09-29 05:50)