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最近の仕事 [日本語教育]

日々、仕事に追われている今日この頃。

と書きかけて少し思ったのは、仕事に「追われる」のではなく、最近は少しずつ仕事に「のっていく」、という感じができてきたのかなということ。
それはミニマムでいえば一回一回の授業の中にもあるし、同僚や先生たちとの接触の中にもあるし、長期的なプロジェクトの中にもある。自分自身の時間や感覚の中にも、もちろんある。
その「のっていく」感じが、2年と4カ月経過した今、何だか自分の中でとらえられてきて、操縦がききはじめているような気がする今日この頃です。

ただそれは、もちろん全てが大成功というわけではなくて、やはり「あー」と思うこともあるし、「難しいな」と思うこともある。今一番それを感じるのは、私にとって1年以上ぶりに戻ってきた現場、つまり「授業」です。

開発中の教材を使って、いろいろ試行錯誤の初級クラス。
それから、月1回だけという非常に面白いケースの上級クラス。
この二クラスを担当して改めて感じるのは、まず、授業って本当に「人」に対しておこなうものだということ。「人」と一緒にあるのだということ。そのことの面白さと難しさ。
それからもうひとつは、実際に自分でやってみて「あー」と思った経験を大切に持っておかなければ、私たちのプロパーといわれる開発だとか研修だとか、そういうものが上滑りになりかねないのではないかということ。

もちろん現場を持たなくても十分できる人はいるのでしょうが、こういう視点と経験を持ち続けることはとても大切なのではないか、と改めて思う日々。
そしてまた、そういう意識を持つことから、「授業を持つこと」の意味を自分の中にしっかり形づくることも必要だと思うのです。

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