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勉強会 (ポートフォリオ) [教師研修と、その周辺]

CEFR準拠の教科書。
そのWord版が完成したので、先輩同僚と一緒に試用を開始したのが去年の9月。
早いものでコースも半年。そして、私の任期終了まであと2ヵ月。せっかく実践してきたのだからと、講座勉強会はシリーズで実践報告を行うことに決めました。
第一回目の4月15日は、まずは基本の教科書概要、デモ授業を経て、主にどういった形で「ふりかえり」や「自己評価」を授業の中で行っているかをお話しました。

ポートフォリオに初めて触れたのが、10年ほど前。
「本当に効果があるんだろうか」「どう使えば、本当の意味で<使った>と言えるんだろうか」とモヤモヤしていた時期を経て、今またポートフォリオに取り組んでいる。
だからこそ思うこと。それは、実際に現場で使っている先生に「ポートフォリオの使い方・意義」を抽象的にではなく、具体的な成果として提示することの大切さです。
実際に授業の中で導入するタイミング。時間配分。ふりかえり方。長期のコースでの落とし方。それを伝える。そして同時に、主催側がきちんと自分の中で消化しておかないといけないんじゃないかな、ということです。

もちろんそれはどんなテーマでも言えることです。ただ、特にポートフォリオの場合、主催者側が形だけなぞろうとすると、あっという間に「ポートフォリオって子どもっぽいんじゃないか」とか、「ただのファイルと何が違うのか」「使い方は具体的にどうなのか」という疑問の前で立ち往生してしまうはず、なのです。

そう言う私も先輩にくっついて走る毎日ですが、自分でやってみて「よかった」と思えること、もう少し自分自身で実践してみたいことはたくさんあって、それをなるべく<具体的に>提示したい、ということはいつも思います。

<何かが>変わった。で、それは? <何か>って、それは具体的に何? どうしてそれが生まれたのか?
今回、それもあってデモ授業をしてみました。

具体的に。
あるいは、輪郭がつかめるような研修。
そのことは、自分の中でいつも意識しておきたいと思っています。
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